金融商品
商品は
金融商品には多くの種類があります。最も一般的なものは預貯金です。さらに、大多数の方が契約しているであろう、保険商品も金融商品の一つです。払った保険料より多くの受取が可能な「養老保険」や「年金保険」があります。年金保険は、保険というより預貯金に近い商品です。
また、税制優遇措置があります。「保険料(生命・損害)控除」で、年末調整で税金還付を受けられた方もいるでしょう。生命保険料控除で最高12万円のが受けられます。わずかな金額ですが、効率のいい金融商品の一つだと考えれば非常に有利な商品です。
株式取引
株や債券など、最近取引を始められた方も多いのではないでしょうか。株式投資は、別の投稿でNISAなど紹介していますので、そちらもご覧ください。今回は、株の売買の方法について少し解説したいと思います。
株についてはよく分からないので、株投資には手を出しませんという方が多いようです。興味はあるけれど、不安が大きく、取引を開始に躊躇する方が多いようです。投資の知識を正確に理解すると、損失が自分の想定以上に膨らむ事は防げるのです。正確な知識を持ち、少額投資からスタートすることが重要です。
現物取引・信用取引
株式投資には、大別すると「現物取引」と「信用取引」の2種類の方式があります。普通に考えれば安い時に買って、高くなったら売れば、その差額が利益です。これは「現物取引」の場合で、分かりやすいと思います。「信用取引」の場合、「買い」と「売り」の両方を取引するのが特徴です。自己資金の3倍程度までの売買ができるのも特徴です。
少額取引
最近は、少額取引できる商品を揃え、最小取引株数は100株からというのが一般的ですが、少数の株数を購入できるものや、買い物でたまるポイントで購入できるものなど、株取引へのハードルは非常に低くなってきています。
各種ポイントは、知らぬ間に増えていることもありますが、買い物に使うだけでなくポイントで株を購入、値上がりしたらポイントや現金に還元してから買い物に使うなど、ポイントを投資に使う事で投資の知識を蓄えつつ、理解が進むとポイントを増やすこともできるので、株投資にチャレンジするには適していると思います。
為替証拠金取引(FX)
FX(外国為替証拠金取引)は、異なる通貨間の為替レートの変動を利用して利益を狙う取引で、少額の証拠金で大きな取引が可能なレバレッジ効果がある事が特徴で、国内では最大25倍のレバレッジが一般的のようで、大きなリターンが得られる事があるのが人気の一つなのではないでしょうか。
メリットは、少額の取引から始められ、株式市場が平日の日中の取引時間なのに対して、ほぼ24時間取引ができるのが特徴です。これは世界の市場と連動して取引が行われるので、国内の株式市場がオープンしていなくても取引できるのです。
株式の信用取引と同様、上昇の局面と下降の局面の両側で利益を得られるという事もあります。また、世界の政治や経済の、あらゆる情報をもとに変動するので、必然的に世界のニュースへの関心が高まり、多くの情報を知ろうとする意欲が生まれることもメリットだと思います。
もちろんデメリットもあります。様々な情報によって、相場が急変動し損失が大きくなることがあります。その要因の一つがレバレッジが大きいことがあげられます。予測が非常に難しいこともあるので、高いリターンだけを狙って、リスクについての理解を十分にしたうえで、取引を始めることが重要です。