水素・炭素と有機物
有機物
水素と炭素が一体何?って思いますか。地球上に存在する生物は、「有機物」で構成されます。水素と酸素が結合して水を作り、これが生物の組成の大部分を占めます。また、炭素は有機物に必ず含まれる原子です。これらの原子は、単体ではなく他と結合して分子を作り、それらが結合して細胞を構成しています。
また各原子は、ミクロの世界で見ると電子や陽子などの配列からそれぞれの原子になるのです。体の中をめぐる神経は、電気信号で全身の機能を果たしますが、その時流れるのは電気信号(電子)です。
輪廻転生
ヒトが輪廻転生をするか?という話を聞かれたことがあると思います。
映画で見ましたが、亡くなったヒトが、その存在が見えないのに、魂のような存在となるというストーリーでした。映画では、通常では見えないものが見える人物が現れ、魂となっている主人公を手助けしながら展開していく。そんな映画でした。
また、最近あるテレビ番組で、亡くなったヒトの生まれ変わりではないか。と思われる子供さんが存在するという内容の物を、目にしました。出演している少年は、幼少時から通常とは違う性格をしており、番組である御宅を訪問し、その家の亡くなった家族と共通するいくつもの事例が判明していました。それが、事実かどうかを議論しなくても、実際の事例として受け入れて良いと思います。テレビ局のやらせで無い限りは。
仮説
これは、私の個人的見解で、あくまで空想です。以前から思っていたことです。「死」によって肉体は存在しなくなります。しかし、それぞれの細胞を構成していた原子は、大気中には明確に存在しています。これは、不思議なことではなく、科学的にも説明できる事象です。それらの原子が結合して、物体として目には見えないけれど、一つの集合体として存在するようなことが起こる場合もある。ということは考えられませんか?
希望
人が「生まれ変わる」かどうかは分かりません。私の記憶にも、周囲にもそのような人物は存在しません。ただ、希望は持ちたいと思います。自分や親しい人がそうなって欲しいと言う。そんな気持ちも全くありません。水素や炭素は大気中にも水中にも、あらゆるところに存在しており、その中で強く結びついて目には見えない存在で次の肉体に記憶をつなぐかもしれない。と、思いたいだけなのです。全部を真っ向から否定せず、そんなことも起こるかもしれない。という寛大な心で軽く受け取っていただければ嬉しく思います。