66歳。新たな挑戦!
60歳という年齢を超えると、多くの人が「第二の人生」を考え始めます。これまでの経験を活かしつつ新しい挑戦をすることで充実感を得る人もいます。まったく今までとは関係ない、未知の新しい夢を追って、新分野に飛び込む人もいるでしょう。今日は、そんな一人の老人の挑戦について投稿したいと思います。

突然の受験への思い
昨年春。65歳を過ぎ、長く続いた勤め(時給アルバイト)を辞めることとなりました。今年に入っても何をするか定まらず、ただ目的もなく日々を過ごしていました。ある日突然、「人生に、何か新たな目標を見つけたい」と思い立ちました。そして選んだのは、危険物乙4類の受験という道。この受験は、各種国家資格の取得のために頑張った時以来です。そうです、何十年も遠ざかっていた未知の世界でした。

家族は、この挑戦を半信半疑で聞いていました。「今更資格を取っても何になるのか?」ということも理解していました。しかしそんな声に耳を貸さず、自分の夢に向かって突き進むことを決意しました。
合格の快挙
受験申し込みから約2か月。猛勉強と言いたいところですが、追い込まれないと動かない性格で、受験申込後に参考書を入手。時々目を通す程度で流し読み。試験日迄残り1週間を切ったあたりで動画の存在に気づき、早送りで見たのが3日ほど。試験日の朝自信もない状態で会場へ、何とか終えたもののまったく自信なしで帰宅していました。それが、今週の月曜日に見事に合格を知り、数日後には書面で通知を受け取りました。家族に伝えると一緒に喜んでくれました。「66歳でもできる」という結果は、まだやれるかも・・・という気持ちにさせてくれました。「挑戦すること」の素晴らしさは好結果が出たこともありますが、いつまでも諦めずに挑戦する大切さを再認識することになりました。

ただ、新たな課題が浮かび上がってきました。それは、「免許を取得したあと、具体的にどう活用していくか」という問題です。
年齢の壁と新たな模索
66歳という年齢は、体力面や将来性を考えるうえで大きな影響を与えます。例えば、資格を活用する職を探すとしても年齢的な制約がつきものです。また、健康面での不安や、社会の「定年後」に対する固定観念が足かせになることもあります。

それでも、「合格しただけでも大きな意味がある」と自信をもって言えます。何よりも重要なのは、自分自身の限界を試し、可能性を広げたことが大切です。たとえ具体的な活用方法がまだ見えていなくても、今回の挑戦は確実に新しい道を切り開いています。
さあ、どうなるか?
今回の投稿は、第三者から見てどのように感じられるでしょうか。年齢を理由に夢を諦めることは嫌なのです。何がなくても、最初の一歩を踏み出す意欲は捨てたくないのです。結果だけでなく、その過程で得られる学びや経験が、人生を豊かにする鍵であると確信しています。そして、「さあ、どうなる?」という問いには、未来を見つめるヒントが隠されています。
66歳で合格したがどんな未来を切り開くか。自身も予測できない新しい冒険が待っているでしょう。皆さんの人生のヒントとなれたらと心から思います。やりたいことは見つけていくこと、挑戦していくことです。前を向いて動けば何かが始まります。そう信じて頑張ります。






