生命保険の選び方
何を基準にしますか
生命保険に加入する際、何を基準に選んでいますか?保険商品は、貯蓄性の高い商品から、一定期間だけの死亡保障に備える保険料を低く抑えられた掛け捨ての商品など、種類は様々です。どの保険商品に、どのくらいの保障額で契約したらいいのか?と悩みませんか。
友人が、○○○万円の保障に月々○○千円の保険料で加入していると聞いたので、同じくらいの保障でいいか。と、安易に考えていませんか?各人で必要保障額は異なりますし、毎月支払う保険料も異なるのが当然です。
基本条件
誰一人として、同一条件の人はいません。家族構成、年齢、収入、年金や健康保険の種類、保有資産など。数え上げればきりがありません。似たような条件の人がいたとして、保障額を同一の商品で契約したら、その二人は、10年後も20年後も同じ状況ではないと思います?それを考慮して事前条件を検討し、必要な保障額を決定する必要があるのです。
似たような世代の友人が契約している内容とほぼ同じ内容で良い。と考えることは無意味です。条件によっては、保険に加入する必要もない方がいるのです。保険の必要性が低いような方は、金融商品に投資した方が良い場合もあるのです。保険は、「万が一」の時に役に立ちますが、その機会は非常に少ないのも事実です。貯蓄し、いざという時に備え、現金が必要なら口座から引き出せばいいだけです。
国の医療保険制度
もう一つは、最近の医療事情も知っておくべきです。入院期間は、数十年前と比較すると驚くほど短期化し、大手術の後も長期にはならないことが増えているようです。そうなると、医療保険の必要性につてもよく検討する必要があります。受けとる可能性の給付金とそれまでに払いこむ保険料を計算してみてください。
保険だけじゃない
この短い投稿を読んで、「保険は不要」と考える事だけは絶対にやめてください。あくまで、貯蓄したお金には一切手を付けず、万が一に備えるためのお金と、絶対に手を付けない、強い意志が持てる方には検討の余地がある。と言う事であり、大多数の人は、口座の残高を見て油断する人が殆ど。様々なリスクに備える保険を、ざっくりした内容で分かったと思うのは禁物です。決断する前に専門家に相談し、将来のリスクも理解したうえで対処することが重要だと認識して下さい。