PDCAサイクル
用語の意味
「PDCAサイクル」と言う言葉、一度は聞いたことがあるでしょう。マネジメントシステムを構築して運用していくときに、聞くことが多いと思います。
ただ、職場で突然この単語を聞くと、難しく考えてしまう人が多いようです。
P:Plan、D:Do、C:Check、A:Action(見直し・改善)の4文字からこのように呼びます。
ほぼ皆さん普段の生活で当たり前に実践していることなのです。
実例では
一例をあげると、どこか旅行を計画した時を、想像してみてください。まずは、いつ・どこに・だれと・どいう交通機関でいこうか?一応、行く人達と話して、目的地や行程などを決めます。これが、P(Plan:計画)です。
次に、日程やその他の条件が揃ったら、実際に出かけます。これが、Ð(Do:実行)です。その後は、予定した通りに動いているか、随時確認します。この行為はC(check:チェック)です。チェックした時、当初の計画が無理だと判断される時があります。それが分かったら、その旅行を継続するか、中断するか。これを決める時がA(Action:見直し)と言う事です。
このサイクルを、先日の台風10号の接近時の状況に当てはめるてみましょう。交通機関が乱れ、天気予報を聞いて予定を変更した人々が多くいました。この一連の流れが「PDCAサイクル」と言う事です。
企業経営に活かして
企業経営では、経営方針などを定め、一定の時期に目標が達成されているか確認します。その情報を共有し、手法の見直しや設定値の変更など、改善しつつ活動していく。
このサイクルは、終わることはありません。結果的に企業業績は上向くはずです。そうでないのなら、どこか間違っているのだと思います。そこを検出し、修正したらよくなります。信じてやることです。